2014年11月29日
「いつも2人で」オリジナル・サウンドトラック
作曲:ヘンリー・マンシーニ
映画で使われた本当のサントラ:ありません。過去に一度も発売されていません。
2014年現在、サントラとして売っている物は、マンシーニが自分で録音し直したもの。今最も本当のサントラを熱望されている作品。
オードリー・ヘプバーンの世間的なテーマ曲が「ムーン・リバー」だとすると、この「いつも2人で」はオードリーの実質のテーマ曲に当たります。
マンシーニ自身も、「ティファニーで朝食を」作曲の頃はまだオードリーと出会ってすぐでしょうが、「いつも2人で」の頃にはすっかりオードリーと親しくなってからの作曲。なので、的確にオードリーの本質を突いてます。
実はヘンリー・マンシーニ自身が“自作曲で最も気に入っている作品”とインタビューで答えていました。
また、オードリーファンやマンシーニファンに限らず、この「いつも2人で」の曲を映画音楽の一番に推す人が多いという傑作!
この作品も「おしゃれ泥棒」のように、マンシーニは多忙のため断ろうとした所、オードリーが直接マンシーニに電話をして、 “この映画は今までの中で一番良い脚本なの。あなた以外にこの映画のための音楽は考えられないわ。”と言って、マンシーニが引き受けたという逸話があります。
今までサントラとして発売されているもの:
初公開時からずっとありますが、これもマンシーニお得意の、自分でアレンジを大幅に変えて録音し直した“自称サントラ”の1つです。
それでも、このメインの旋律はやっぱり凄くて、ヘンリー・マンシーニの最高傑作ではないかと思います。特に7曲目(映画ではメインタイトルに当たる曲)と12曲目(映画ではエンドタイトルに当たるもの)は超凄い!
なお、「おしゃれ泥棒」と同じように、日本版レコードが出た際は、やはり日本独自のジャケットで発売されました。
後に日本初CD化の時も、大阪の会社がこの初公開時の日本独自ジャケットで出しました。
1曲目に入っているのは「いつも2人で」の歌ありバージョンですが、映画では使用されていません。
このバージョンでも、このテーマ曲の凄さがわかります。オススメ度:★★★★★
マンシーニ自身の別演奏:
知っている限りでは、“自称サントラ”以外にも何度かスタジオ録音しています。
1つは、映画でのアレンジに近いもの。5度目の旅でオードリー扮するジョアンナが苦悩する場面のアレンジに似ています。おそらく、まだマンシーニが映画の完成からそう離れてない時期に録音したもの。
他はかなり後年に録音したもの。映画の雰囲気は消え、別物になってしまってます。
その他の演奏:
マンシーニの傑作なので、オードリー作品集のレコードにもほとんど入ってまます。
また、海外の演奏家や歌手もたくさん録音しています。
メロディーがいいので、大抵誰が演奏してもハズすことがありません。

2014年現在、サントラとして売っている物は、マンシーニが自分で録音し直したもの。今最も本当のサントラを熱望されている作品。
オードリー・ヘプバーンの世間的なテーマ曲が「ムーン・リバー」だとすると、この「いつも2人で」はオードリーの実質のテーマ曲に当たります。
マンシーニ自身も、「ティファニーで朝食を」作曲の頃はまだオードリーと出会ってすぐでしょうが、「いつも2人で」の頃にはすっかりオードリーと親しくなってからの作曲。なので、的確にオードリーの本質を突いてます。
実はヘンリー・マンシーニ自身が“自作曲で最も気に入っている作品”とインタビューで答えていました。
また、オードリーファンやマンシーニファンに限らず、この「いつも2人で」の曲を映画音楽の一番に推す人が多いという傑作!
この作品も「おしゃれ泥棒」のように、マンシーニは多忙のため断ろうとした所、オードリーが直接マンシーニに電話をして、 “この映画は今までの中で一番良い脚本なの。あなた以外にこの映画のための音楽は考えられないわ。”と言って、マンシーニが引き受けたという逸話があります。

初公開時からずっとありますが、これもマンシーニお得意の、自分でアレンジを大幅に変えて録音し直した“自称サントラ”の1つです。
それでも、このメインの旋律はやっぱり凄くて、ヘンリー・マンシーニの最高傑作ではないかと思います。特に7曲目(映画ではメインタイトルに当たる曲)と12曲目(映画ではエンドタイトルに当たるもの)は超凄い!
なお、「おしゃれ泥棒」と同じように、日本版レコードが出た際は、やはり日本独自のジャケットで発売されました。
後に日本初CD化の時も、大阪の会社がこの初公開時の日本独自ジャケットで出しました。
1曲目に入っているのは「いつも2人で」の歌ありバージョンですが、映画では使用されていません。
このバージョンでも、このテーマ曲の凄さがわかります。オススメ度:★★★★★

知っている限りでは、“自称サントラ”以外にも何度かスタジオ録音しています。
1つは、映画でのアレンジに近いもの。5度目の旅でオードリー扮するジョアンナが苦悩する場面のアレンジに似ています。おそらく、まだマンシーニが映画の完成からそう離れてない時期に録音したもの。
他はかなり後年に録音したもの。映画の雰囲気は消え、別物になってしまってます。

マンシーニの傑作なので、オードリー作品集のレコードにもほとんど入ってまます。
また、海外の演奏家や歌手もたくさん録音しています。
メロディーがいいので、大抵誰が演奏してもハズすことがありません。