2014年12月21日

「愚か者の船」オリジナル・サウンドトラック

作曲:アーネスト・ゴールド

icon06本当のサントラ:あり。

 これまでサントラは2種類発売されている。

 1つ目はレコード時代からサントラとして発売されていたもの。
 CDでは限定品として発売された。全12曲39分。

 もう1つは2012年に1000枚限定で発売されたもの。
 こちらは全23曲で57分収録。

 これら2つが、どう聴いても一緒の演奏ではないように聞こえる。
 響きや終わり方が違う。
 最初に発売された方は、当時流行っていた、作曲者自身によって録音し直された物ではないかと思われる。

 オススメ度:★★★★

 アマゾンでは最初のタイプしか扱ってないようだ。2012年版は、タワレコなどで今ならギリギリ入手可能。



icon06その他の演奏:

 リチャード・ヘイマンが“Classic Film Scores”というNAXOSのアルバムにてメインタイトルを録音した物があるが、テンポが異様に遅い。

  

2014年12月22日

「無敵艦隊」オリジナル・サウンドトラック

作曲:リチャード・アディンセル(ヴィヴィアン・リー作品としては、他に「間諜」も作曲している。)

icon06本当のサントラ:なし

icon06オリジナル・サウンドスコア:あり。

 ヴィヴィアン・リーの初期作品では、唯一この「無敵艦隊」のみ、オリジナル・サウンドスコア盤が存在。
 アディンセル作品集の12曲目に8分33秒の「無敵艦隊」組曲として収録されています。

 オススメ度:★

  

2014年12月23日

ヴィヴィアン・リーの声のアルバム

★ヴィヴィアン・リーがナレーターをした物がデジタル・ミュージックで発売されています。

 まずはピーター・ラビットのもの。
 何年の録音かがわかりませんが、ヴィヴィアン・リーの声が低くなってからなので、晩年のものだと思われます。



 他にも子供用の朗読のためのデジタル・ミュージックがあります。
 こういうのがいくつかあるというのは、ヴィヴィアン・リーはラジオの番組でナレーションをしていたのでしょうか。




★アントニーとクレオパトラの録音もあります。

 反響音、バタバタとするバック音、大勢のキャストで、これはもしかしたらヴィヴィアン・リーが1951年〜52年に舞台で演じた「アントニーとクレオパトラ」をそのまま録音した物かもしれません。




★それ以外にも、ヴィヴィアン・リーとローレンス・オリビエが朗読する「レベッカ」のカセットがあったようです。

 「レベッカ」映画化の際にヴィヴィアン・リーはオリビエと共演したいがためスクリーンテストを受けましたが、美しさがアダとなって落ちたそうです。
 もしかして、これはその時の??と思いましたが、そうではなく、後年のラジオのためのもののようです。